いもみの日記

御朱印集めが趣味のOL(お芋好き女子)です。いろんな神社やグルメを紹介します!

初代天皇・神武天皇の父を祀る葺不合神社に行ってきました

こんばんは、いもみ🍠です。


本日は千葉県我孫子市にある『葺不合神社』のご紹介をしたいと思います。
「ふきあえず」と読みます。とても難しい読み方ですね。
名前からして、ただならぬ神社の予感がします。
どのような神社なのか早速調べてみました🔍

場所はコチラです。

カーナビを頼りに国道356号線沿いを進んだのですが、鳥居に気が付かずに通り過ぎ(←最近このパターンが多い)狭い脇道に入りました。
「アレアレ...?」と思いながら進むと、更に狭い農道へ...軽自動車でないと厳しいと思います。
少し進むと農道も行き止まりで「どうゆうこと?」と思ったら、そこが葺不合神社の裏側(本殿)でした。
駐車場は無かったので、農道脇に停めさせて頂きました🙇
お手洗いは無いようです。
※後に確認したら隣接する新木県営住宅公園に停められるスペースがあるようです。

由緒

結構複雑なので、今回も創建・御祭神についてはアキちゃんにまとめてもらいました<(_ _)>
アキちゃん「丸投げって言うのか、ぶん投げって言うのか...( ゚Д゚)ハヒャァ...」

~創建~

不明
旧湖北村の「湖北村誌」によれば、奈良時代以前からあるそうです。
当初は現在の葺不合神社から東北に300m離れた位置にありました。


葺不合神社の歴史は、1906年(明治39年)から始まった神仏合祀政策が絡んで、ちょっと複雑です。
この神仏合祀政策とは神社の数を減らす、いわば神社整理のことです。
原則的に「一町村一社に統廃合を行った」ため、複雑でした。
そんな訳で以下に簡単にまとめてみました。

①今の葺不合神社の場所は元々、1186年(文治2年)創建の沖田神社(沖田の弁天様)でした。
②1765年(明和2年)に弁天堂が造営
③1868年(明治元年)沖田神社から厳島神社に改名
④1906年(明治39年)字宮前にあった葺不合神社を厳島神社に移築し、三峰神社・白山神社等と共に合祀して、厳島神社から葺不合神社と改名し現在に至ります('ω')ノ

①の沖田の弁天様ですが、現在も葺不合神社の境内に弁天池があります。
④で「字宮前にあった葺不合神社を厳島神社に移築し」と書きましたが、実際に東北に300m離れた地にあった(旧?)葺不合神社を持ってきたそうです。この時移築した鳥居は、現在の葺不合神社の第二鳥居なんだそうですよ?
更にこの時移築してきた(旧?)葺不合神社は今の葺不合神社の本殿になり、厳島神社の本殿は今の葺不合神社の拝殿になっている...と頭を整理しないと良く分からない位複雑なのです('ω')ノ
ややこしくて、私はメモ紙に書いて整理しました…(゚Д゚)プスプス...
以上アキでした<(_ _)>

~御祭神~

鵜葺草葺不合尊(ウガヤフキアエズ)


この難しくて読めない名前の由来は『日本書紀』にあります。
それによると…
「海辺の波打ち際に鵜の羽を葺いて産屋を作ったが、まだ葺き終わらないうちに(母親の)豊玉毘売が急に産気づいて生まれた」ところから、母親の豊玉毘売が鵜葺草葺不合尊と名付けたそうです。
「葺き」とは「(板や瓦などで)屋根をおおう」という意味です。
つまり産屋の屋根が作り終えていない時に生まれたって意味で、それを名前にしたんですね('ω')ノ
なお、宮崎県日南市の鵜戸神宮はこの時の産屋の跡だと伝わっているそうですよ?
行ってみたいなぁ...(´ω`*)


ちなみに『日本書紀』や『古事記』には、鵜葺草葺不合尊が「〇〇をした~」などの記載は無くて、どういう神様なのかは分かりませんでしたが、系譜を見ると「皇統に連なる神様」なのが分かります。以下に系譜を簡単にまとめてみました。

天照大神➩天忍穂耳尊(アメノオシホミミノミコト)➩瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)➩火折尊(ホオリノミコト)➩鸕鶿草葺不合尊➩神武天皇(初代天皇)
このように天照大神の直系で、神武天皇の親という系譜なのです('ω')ノ
以上アキでした<(_ _)>

~ご利益~

安産・育児・夫婦円満・五穀豊穣・豊漁


では境内のご紹介です(=゚ω゚)ノ
第一鳥居から進むと下りの階段があります📸
ここまでの参道には記念碑などの石碑が沢山あって、多くの人が昔から関わっている神社なのかなと思いました。


この写真の左側、第二鳥居の前が弁天池でした。水が無くて気付きませんでした。

こちらは第二鳥居です。
こちらが(旧?)葺不合神社から移築した鳥居ですね。

拝殿改修記念の石碑です。

側には境内案内図がありました。

石段を上がって拝殿へと向かいます。

狛犬です。

拝殿です。
つまり「元厳島神社の本殿」ということですね。

賽銭箱があるのですが、靴を履いたままか、脱ぐのかわからない造りで結局靴を脱いで参拝しました。
とても美しい色彩画がありました。
天女の絵がとても綺麗でした✨

拝殿には御祭神の説明が掲示されていていました。

本殿は囲いがされていて、柵と柵の間から装飾彫刻を撮りました📷
こちらは昇り龍下り龍です。

神話が題材の彫刻ということで、こちらの彫刻にはカラスがいるので、ヤタガラスが神武天皇たちを導いているシーンですね。
上手く撮れませんでしたが「八岐大蛇退治」「天の岩戸」の彫刻もありましたよ(*‘∀‘)

境内社には妙見菩薩のお姿が!

最後は御朱印です。
葺不合神社の御朱印は昨日ご紹介した『竹内神社』にて頂くことができます


以上で『葺不合神社』のご紹介はおしまいです。
参拝に行ったこの日は、関東に雪が降った後の冷たい雨の降る日曜日でしたので、寒さと雨の冷たさに震えながらの一日でした(アキちゃんはこの日の後、暫く体調を崩してました…)。
関東は、昨日あたりからようやく気温が上がり春の陽気になってきました。
今後の参拝も大分出かけやすくなってくると思うので楽しみです(*´ω`*)
本日も参拝に行ってきましたので、後日皆様にお届けしたいと思います<(_ _)>

ここまで読んで頂きありがとうございました_(..)_
本日のおまけは一番下にあります。

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LAWSON行くと必ず買ってしまうのが、からあげくんレッドなんです( ´∀`)