こんばんは、いもみ🍠です。
先日アキちゃんと今年はどこに遠征しようか?というお話をしました。
候補にあがったのは、静岡県、長野県、島根県になりました。
静岡県は今放映中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を観て、大河ドラマ記念館や源頼朝の縁のある神社を巡ってみたいという理由です。
次の長野県では、一生に一度は善光寺参りとあるように、訪れたことがないから行ってみたいのと、戸隠神社にも参拝してみたいという理由です。
最後の島根県はもちろん!出雲大社ですね(=゚ω゚)ノ
濃厚なのが長野県なので、おすすめスポットがありましたら教えてください<(_ _)>あと、グルメも( ´∀` )
行く頃には、感染者も少なくなっていたらいいんですが😟…。
本日は茨城県常総市にある『一言主神社』のご紹介をしたいと思います。
御祭神である一言主大神は、一言の願い事でも疎かにせず、願いを叶えてくださると云われています。
一言明神(ひとことみょうじん)ともいうそうです。
無料駐車場が何か所もあって、とにかく広かったです。
調べてみたら、無料駐車場では400~500台停められるそうですよΣ(・ω・ノ)ノ!
それでも初詣では約15万人が訪れて、すぐに駐車場がいっぱいになっちゃうみたいです💦
私たちが訪れた日も、朝早くから多くの人が参拝に来ていましたよ(´ω`*)
トイレは神社前に公園があって、そちらにありました。

由緒

~創建~
⇒809年12月23日(大同4年11月13日)に創建されました。
三岐の竹(ミツマタのタケ)の伝承
→一言主神社の社伝によれば、社殿西方に雷光を放つタケノコが雪中から生え、数夜にして一本が三つに枝わかれした三岐の竹(ミツマタのタケ)になりました。
冬の時期なのに不思議だな...?と思った村人がお祓いをすると『吾はこれ大和国葛城山の東。高宮の岡に居る一言主大神なり。今此處に来れり。吾が住む所をば人々な御嶽と唱へ崇む。吾が本縁を示し。一度の参拝を空うせず。一言の祈願をも徒に過すべからず。普く利益を垂れて東国萬民の災害を救はむと思へり。また此三岐の竹を以て永く契とせよと宣給ふ』という一言主神の託宣がありました。
※アキちゃんに託宣を訳してもらいました(´ω`*)
「私は大和国(奈良県)葛城山の東高宮の岡の一言主大神。私(神)の本縁(由来)を示し、一度の参拝・一言の願い事でも疎かにせず、ことごとく利益を与え、この東国の人々を災いから救うためにここに来た。この三岐の竹(ミツマタのタケ)を私と思い末永くお祀りしなさい」
そこでこの地に社殿を造営して、大和国葛城の一言主神を迎え鎮斎したのが創祀と伝えられています。
一言主神社が「三竹山(一言主神社)」とも呼ばれるのは、このお話が基になっています('ω')ノ
~御祭神~
⇒一言主大神をお祀りしています。
「言葉」の力を司る神様です。
多くの歴史書に登場します。
一番古い歴史書では『古事記』に登場します。この中で葛城山へ鹿狩りへ出かけた雄略天皇が一言主神に名を問うのですが、「吾は悪事も一言、善事も一言、言い離つ神。葛城の一言主の大神なり」と答えています。
ここでの「言い離つ神」は「言離神=コトサカノカミ」とも読みます。
この「コトサカ」は「事解(言葉によって物事を解決するという意味)」とも書けます。
つまり「言い離つ神=言離神=コトサカノカミ=事解神=言葉によって物事を解決する力のある神」ということを示しているのです('ω')ノ
ちなみに多くの歴史書に登場する一言主大神は、歴史書によって扱いが異なるのも特徴です。こちらもご紹介したいと思います。
なお、葛城山で雄略天皇と一言主神が出会うシーンまでは同じです。
①『古事記』
→雄略天皇が鹿狩りで葛城山に入ると、全く同じ格好で歩いている一行がいます。雄略天皇がその一行に名を問うと「吾は悪事も一言、善事も一言、言い離つ神。葛城の一言主の大神なり」と答えた。雄略天皇は恐れ入って、弓矢や衣服を脱いで一言主神に渡した。一言主神はそれを受け取り、天皇の一行を見送った。
②『日本書紀』
→(雄略天皇と一言主神が出会うシーンまでは同じ)で「現人の神」と名乗った後は、共に鹿狩りをする。
③『続日本紀』
→一言主神が天皇と獲物を争ったため、天皇は怒って一言主神は土佐国に流された。
この様に①天皇が敬っている→②天皇と仲良く鹿狩りをする→③喧嘩して神様なのに土佐(高知県)に流されてしまう...と「何があった?(´・ω・)?」と思う程、扱いが変わっています。
個人的には①「恐れ入るまでは分かるけど、何で着ている服まで渡すの?しかも受け取るの??」や②「いつの間に友達に?」や③「神様を島流しにしていいの?」などツッコミどころ満載の神話ですが…(´・ω・`)ナニコレ?
この様に、後世の歴史書になる程、扱いが酷くなる特徴があります('ω')ノ
~ご利益~
⇒悪いことも、良いことも一言の願いなら何でも叶えてくれます(´ω`*)
願いが強い人は、無言詣りがおススメだそうです。
無言詣りとは...神社でお参りを終えるまでは、朝から一言も喋らないというもの。
では境内のご紹介です(=゚ω゚)ノ
停めた駐車場から近い門から入らせて頂きました。
あとで気付いたのですが、社殿裏側から入ってしまったようです。

社殿に向かう道は、木々に囲まれていて気持ち良かったです✨

右手にはさまざまな石碑が並んでいました。

摂社13社 う~ん、神様の集合住宅みたいですね(*‘∀‘)

拝殿です。屋根の形が独特だと思いました!

拝殿右側の受付で御朱印を頂きました。

頂いた御朱印はこちら。
金の台紙に鳳凰が✨なんとも豪華な御朱印でした👏
こちらの鳳凰は、本殿御扉両脇に彫られているのを画像にして転写したそうです。

そしてこちらが本殿です。優美な建物ですね✨
水海道市(現在は常総市)の有形文化財になっているんですね。
御朱印にも描かれていた鳳凰の彫刻が施されていました。

本殿の裏側には御神水が流れていて、持ち帰ることができますよ。
水の流れる音が心地よかったです。

側にはご神木もありました。

同じ場所には縁結び社を始め稲荷神社、香取社がありました。

縁結び社の左手には梛の木(なぎのき)がありました。

恋のおまじない的な(*´ω`*)北条政子にもこんな乙女チックな一面があったのですね。

この後は、神社の周りを散策しましたよ。
拝殿左手には「霊竹殿」
ガラスの奥には創建由来になった三岐の竹がありました。

こちらが一の鳥居ですね。
訪れた日は骨董市が開催されていて、多くの人で賑わっていました。
一言主神社は毎月第三日曜日に骨董市が開催されます。

帰る頃には駐車場が満車状態でした。

一言主神社さんは社殿が大きくて、圧倒されました。中でも私が好きな場所は本殿の裏側で、自然に囲まれていて癒されました(´ω`)ホッコリ
祀っている神様も多く、パワーを頂けそうですね!
次回は御神水を頂きに行きたいと思います✨
この水で珈琲飲んだら、美味しいんだろうなぁ…( ^ω^ )ウキウキ
ここまで読んで頂きありがとうございました_(..)_
※本日のおまけは一番下にあります。
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~本日のオマケ~
沓掛香取神社さんで頂いた節分用のお豆です👹。
豆まき後に美味しく頂きました👍

後日、沓掛香取神社さんのご紹介をしますね✨