いもみの日記

御朱印集めが趣味のOL(お芋好き女子)です。いろんな神社やグルメを紹介します!

山を挟んで天気が別れる?!雨乞いで有名な村上佐志能神社に行って来ました!

こんばんは、いもみ🍠です。


本日は茨城県石岡市にあります『村上佐志能神社』のご紹介をしたいと思います。
先日ご紹介した染谷佐志能神社とは、共に龍神山の南北(染谷佐志能神社が南、村上佐志能神社が北)に位置しています。
この二つの神社はとても関係が深く、対になっていて雌雄の龍を祀ってあるそうですよ。
※村上社が闇龗神(男龍)、染谷社が高龗神(女龍)と併せて一対の龍神を祀っています。


↓場所はコチラです!↓

村上佐志能神社の場所は、カーナビでは辿り着けませんでした。
非常に分かりにくいので、文字と写真で説明したいと思います('ω')ノ

スタート地点は村上農村集落センター(Googleマップでは『村上子供の遊び場』となっていましたが…)として説明してあります。
①村上農村集落センター前から見た図です。

②すぐに右に曲がります。

③何やら人様の家に入ってしまいそうな感じですが、大丈夫!

④到着です!駐車スペースはあるのですが、舗装はされていませんのでご注意ください。

看板も無く鳥居も見えないので、非常に見つけづらい神社でした!(約10分さまよう2人)
筑波の蚕影神社以来の難易度で、私たちの「非常に見つけづらい神社ランキング」で堂々の第一位にランキングしました!!(゚∀゚)
アキちゃん「そんなランキングあったんだ?('ω')ノ」

ちなみにお手洗い・自販機はありません。
創建・御祭神などについては、相棒のアキちゃんにまとめてもらいましたので、以下をご覧ください(´ω`*)

~創建~

不明です。
村上・染谷佐志能神社共に、度々火事になっていて古書などは焼失してしまっているそうです...(´・ω・`)

~御祭神~

⇒主神・豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)
配神・闇龗神(くらおかみのかみ)


※豊城入彦命は第10代・崇神天皇の皇子で、「東に向かって槍や刀を振り回す夢を見た」ということで東国の地の治定にあたったとされています。
現在なら刀を振り回すと捕まりますね。
茨城県石岡市にある丸山古墳が豊城入彦命の墓であるとの伝承があります('ω')ノ

※御祭神については各資料によってマチマチであり、諸説あるとのことです。
「いもみの日記」では、闇龗神(または高龗神)と豊城入彦命(または日本武尊)の2柱を祀る神社としてまとめました<(_ _)>

~「龗」について~

⇒「龗」は「おかみ」と読みます。
漢字が苦手ないもみは勿論、私も読めませんでした('ω')ノ💦
難しい字ですよね?
字体は「雨」と「龍」の間に「口」を横に三つ並べた形をしています。
雨と龍は納得ですが、「口を3つ並べるってなんだろ?」と思って調べたところ、これは龍神に雨乞いの祈りをする際に、儀礼に器を三つ並べた様子を表しているそうです。


「龗」には水を司る蛇体の神という意味があります。
つまり龍ですね。
高龗神の「高」は「山峰・山の上」を意味しています。
闇龗神の「闇」は「谷間」を意味しています。
佐志能神社は染野と村上の対になっていますが、雨が降って山の上(高)から谷間(闇)に水が流れる様を想像すれば、面白い関係性になっているんだなぁ…と感心してしまいますね('ω')ノ

以上、アキでした<(_ _)>

~ご利益~

雨乞い・慈雨・暴風雨除け

では境内をご案内していきたいと思います(=゚ω゚)ノ
鳥居です。
こういう雰囲気が素敵ですね♪

左手にあったこちらが「雨乞いの池」でしょうか?
この地域(村上村)は採石場でもあり、地盤が固くて井戸が掘れないそうです。
その為、村上社にある池が「雨乞いの霊水」として尊ばれ、慈雨をもたらすと伝わっています。
一方で暴風雨除けの神徳もあって、そのため染谷・村上には古来から落雷降雹がないという伝承も伝わっているのです('ω')ノ
写真右上の石碑は御神水の碑です。

拝殿が見えてきました。
染谷佐志能神社は傾斜がきつかったですが、こちらは簡単です♪
(良かった...ε-(´∀`*)ホッ)

拝殿の前にやって来ましたよ。
賽銭箱が見当たりませんので、正面の小窓(?)から入れました(・∀・)イイノカナ?

扁額も撮影させて頂きました。

こちらが本殿です。
撮影難易度高めで、何枚か試みましたがこれがベストショット(≧▽≦)←撮影スキル無し

村上佐志能神社の御朱印がコチラです。

石岡市内にある金刀比羅神社(←近日ご紹介します!)で頂くことが出来ます
染谷佐志能神社の御朱印は常陸國總社宮(←こちらも近日ご紹介します!)で頂けるので、間違えないようご注意下さい(´ー`)

なお、村上佐志能神社には登山口があり、山道を進むと磐座(いわくら)があるとのことなのですが未確認です…(´・ω・`)
当ブログ「いもみの日記」では危険性を伴う場所を①安全を最優先、②登山装備が無い、③体力が無い、④根性も無い、⑤か弱い女子である、等の理由から断念しております<(_ _)>
いもみ「あ、『お金も凄く無い』が抜けてるよ~(´ω`*)←バカ」
アキちゃん「う~ん...『知恵も足り無い』か~('ω')ノ←呆れ」


以上で『村上佐志能神社』のご紹介はおしまいです。
この日の天気は午後から雨予報。
でも私たちが参拝を終えるまで、天気がもってくれました。
これも龍神様の御神徳のおかげかもしれませんね!


ここまで読んで頂きありがとうございました_(..)_
本日のおまけは一番下にあります。

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本日のオマケ
雨乞いで思い出しました!
本日の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも出ていた静香御前。
源義経の恋人でもお馴染みですよね。
静御前には、こんなエピソードがあります。


一年で百日の日照りが続く年があり、
賀茂川・桂川の水は流れず、井戸の水も絶えました。
高僧によるお経を唱えても、八大龍王は願いを聞き入れてくれません。
するとある者が、
「容貌がすばらしく美しい白拍子100人を神泉苑に集めて、後白河法皇の行幸を仰いで舞わせれば、竜神が願いを聞いてくれましょう」
というので、雨乞いの儀式で99人の白拍子(舞)を順番に舞わせますが効果は得られません。
そして最後の一人、100人目の静御前が舞うと…たちまち黒雲が現れ、八大龍王が現れ、稲妻が光り、3日間雨が降り続きました。
この功績により法皇から「日本一」と称されました。