こんばんは、いもみ🍠です。
神社について調べて行くうちに、祀られている神様は様々で面白いですよね~!
神社の歴史のみならず神様にも俄然興味が湧いてきたいもみです。
そんな中「古事記」について面白い本があるよ、と知人が進めてくれた本がこちらです。
本日は茨城県下妻市坂井にある『千勝神社』のご紹介をしたいと思います。
こちらは昨日ご紹介した、「つくば市泊崎にある千勝神社」の元宮にあたり、昭和39年に遷されるまで猿田彦大神が鎮座していた地となります。
↓↓良ければ昨日の記事も参考にして下さいね(´ω`*)
imomiquest.com
場所はコチラです。
294号線沿いにあるイオンモール下妻に近いのですが、かなり道が分かりずらかったです💦
駐車場がよく分からなくてグルグルしちゃいました(´-ω-`)
駐車場は下の写真の通りあった(10台分くらい)のですが、境内の中に停める感じ…というのでしょうか。
また駐車場に至る道が、とても狭い農道を通るので注意が必要です(゚Д゚)キヲツケテネ
なお神社は無人で、御朱印は頂けませんでした(´・ω・`)ザンネン...
では、千勝神社の歴史や主祭神の猿田彦命について、昨日の記事を元に軽くおさらいをしながら神社のご紹介をしたいと思います。
詳しく知りたい方は昨日の記事を見てくださいね(*‘∀‘)
昨日読んでいただいた方は似た内容になってしまいますね…ごめんなさい<(_ _)>
~千勝神社の歴史~
⇒千勝神社は、502年に常陸(茨城)と下総(千葉)の国境に「猿田彦命が大きな白鶏に乗って現れ、水害に困っていた土地を治水し、豊かな土地を取り戻してくれた」ので、猿田彦大神を祭神として祀った事に始まります。
鎮座地は何度か移されており、「1426年に茨城県下妻市坂井」の地に奉斎、「昭和39年に同県つくば市泊崎」の現在地に移っています。
本日ご紹介するのは、1426年に奉斎され昭和39年(1964年)に遷るまで500年以上鎮座していた歴史ある「茨城県下妻市坂井にある千勝神社」です(^o^)丿
~主祭神・猿田彦命とは~
⇒猿田彦命は『日本書紀』の呼び名で、『古事記』では猿田毘古神などとなっています。
天孫降臨の際に、天照大御神に遣わされた邇邇芸命(天照大御神の孫。ににぎのみこと)を道案内した国津神(「くにつかみ」と読みます。地上に現れた神々の総称)です。
簡単に言うと、天上界(高天原)から地上世界(葦原中国)に神様(ににぎのみこと)が天降りしようとした時、それを案内したのが猿田彦命だよってことです。
この神話については昨日の記事の中でAちゃんが訳してくれた物語を読むと分かりやすい(訳し方がちょいちょいおかしいかも?)ので、こちらもAちゃん編集でご紹介します。
~猿田彦命の神話(Aちゃん訳)~
⇒ニニギノミコトが高天原から葦原中国に天孫降臨しようとしたら、道が幾つも分かれている所がありました。
そこに見た感じ天狗のような神が立っていました。
容姿がちょっと怖いので恐れて神様も名を聞きにいけません|д゚)コワイ…
その中で勇気のある天宇受売命(アメノウズメ)という女の神が、かなり破廉恥な姿で笑いながら(←何故?逆に怖い!)その神に「アナタ、誰ですか?」と聞きに行きました。
するとその神は「私は国津神の猿田彦。ニニギノミコトが地上に降りると聞いて案内しようと迎えに来ました」と言いました。
それを聞いてマテラスオオミカミは喜び、猿田彦はニニギノミコトを高千穂の地に導いて地上を案内したのです。
ニニギノミコトを地上世界に案内した後、猿田彦は故郷の伊勢国(三重県)の五十鈴川へ帰ろうとしました。
ニニギノミコトはアメノウズメノミコトに、「猿田彦を伊勢国まで送って仕えなさい」と言います。
さらに猿田彦の名前を残すためとか言って、ニニギノミコトにアメノウズメは「猿女君」と名付けられてしまいます。
「さるおんなくん」ではありません。「さるめのきみ」と読みます。
いずれにしても女子にはちょっと厳しい名前です( ゚Д゚)
そのまんま、なんだかんだあって二人は結婚したのです』…おしまい<(_ _)>
この様に天孫降臨の際、「教導・道開き」した神様が猿田彦なのです。
このエピソードが人生で迷った時、道を教え導いてくれるとされ、猿田彦は「導き・道開きの神」と崇められているのです。
また猿田彦のご利益として、恋愛成就もあります。
上記の神話の通り「見た目天狗の猿田彦命」と「破廉恥な姿で笑うアメノウズメ改め猿女君」は結婚しているのです!
なんだかんだあって!!
もう意味が分からないけど神話は面白い!!!( ゚Д゚)
伊勢神宮近くの猿田彦神社には境内には、猿田彦の妻のアメノウズメノミコトが祀られている佐留女神社があって、恋愛成就のご利益があるとされています。
ちなみにアメノウズメノミコトは有名な天の岩戸(アマテラス様が岩戸に隠れちゃった話)でも登場し、この時もかなり破廉恥な姿で楽しそうに踊ってアマテラス様を岩戸の外に出すのに一役買っています(゚Д゚)ノ
半裸で笑う…神憑きってそうなっちゃうんですかね?
では境内のご案内です。
閑静な住宅街側にあり、静かで落ち着いて参拝出来ました(*^-^*)
まず鳥居です。
境内の中はこんな感じですね。
右手手前が手水舎、奥が駐車場になっています。
境内を進むと、左手に石碑がありました。
『千勝神社 創建1458年記念塔』とあります。
創建は502年だから...1960年(昭和35年)ですね。
石碑の脇に昭和35年とありますね。
コチラが拝殿です。
参拝を済ませ奥に進むと、お地蔵様(かな?)がありました。
横から撮った本殿です。
鰹木の説明は鷲宮神社の時にしましたが、ここも5本ありました。
猿田彦は男神ですもんね(*‘∀‘)
以上、猿田彦命が祀られている千勝神社のご紹介でした!
今回訪れた茨城県下妻市坂井の千勝神社は、新しいつくば市の神社とは規模が違いましたけど綺麗に整備されており、とても落ちいた素敵な神社でしたよ!(*´ω`*)
強いて難点を挙げるなら駐車場の道が見つけづらかったところでしょうか?カーナビ通りで行けますが、最初「えぇ?ここ行くの??」って感じの道を案内されます(天孫降臨の際「教導・道開き」した神様がいるはずなんですが、道が見つけづらいとは...)
皆様も是非足を運んでみてはいかがでしょうか?(^o^)丿
ここまで読んで頂きありがとうございました_(..)_
※本日のおまけは一番下にあります。
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~本日のオマケ~
猿田彦の名前を残すためとか言って、ニニギノミコトにアメノウズメは「猿女君」と名付けられてしまいます。
ならばいもみは…
Aちゃん「今日からお前は芋女君だ!」(゚Д゚)ノ
いもみ「嫌!『いもめのきみ』なんて!!」( ゚Д゚)
Aちゃん「ならば『いもおんなくん』だ!」(゚Д゚)ノ
いもみ「…なら、いいか」(´ω`*)ヨカッタ…
Aちゃん「なんでだッ!?」( ゚Д゚)バカナノ⁇
おしまい