こんばんは、いもみ🍠です。
一昨日アニメ「鬼滅の刃」をテレビで観て、久しぶりに泣いたのでした(;´Д⊂)レンゴクサン‥
そして本日紹介する、栃木県佐野市にある『唐澤山神社』も鬼滅の刃の聖地として関係する神社なんです!
唐澤山城の当主、藤原秀郷は全身に百の目を持つ鬼「百目鬼(どうめき)」を退治した伝承が残っていて、その子孫が(佐藤、近藤、武藤など)藤の付く姓、家紋を持っている家が多いみたいです。
また、『あしかがフラワーパーク』では藤の花が有名なので、唐澤山神社まで訪れる観光客があとをたたないとか。
鬼滅の刃では藤の花は「鬼が忌避(きひ)する花」として描かれていました。
また鬼滅の刃の登場人物の柱の一人、「胡蝶しのぶ」は藤の花の持つ毒で鬼を退治していました。
鬼退治といい、藤の花といい、双方関連性が似てて面白いですよね(^◇^)
~唐沢山神社について~
⇒明治16年(1883年)唐沢山城の本丸跡地に創建されました。
御祭神はムカデ退治で有名な藤原秀郷(別名:俵藤太「たわらのとうた」)です。
秀郷の後裔や佐野氏の旧臣らが中心となって建てられています。
「創建の時期」や、「御祭神が藤原秀郷の訳」、なぜ「秀郷の後裔や佐野氏の旧臣らが中心となって建てられたか」については唐沢山城の歴史と佐野氏改易・再興の流れから見ていくと分かりやすいと思いますので、私なりにこのお城の歴史をまとめてみました。
~唐沢山城の歴史~
⇒築城は延長5年(927年)に、藤原秀郷が平将門による天慶の乱を鎮圧した功績で関東に下向し、唐沢山に城を築いたのが始まりとされています。
治承4年(1180年)藤原成俊が佐野氏を名乗り、30年余りの歳月をかけて城を完成させています。
※ただ、唐沢山城の起源は15世紀後半というのが最近の研究の主流のようです。「秀郷築城」は、唐沢山城主の佐野氏の先祖が藤原秀郷であるからであるといわれています。
~佐野氏改易と復興~
⇒1614年佐野信吉の代に佐野氏は徳川幕府より改易され、信濃松本藩主小笠原秀政に預かりの身となってしまいます。
関ヶ原の戦いで東軍に属したのに、佐野氏が改易された背景には①「豊臣姓を下賜され、秀吉より「吉」字の偏諱を受け信吉と改めた」、②「すでに改易されていた大久保忠隣と縁者であった」、③「処罰された大久保長安と親戚関係であった」、④「1614年江戸火災の際、佐野から江戸に急行し消火作業に活躍するも、逆に無断参府として幕府に咎められた」ことがあったようです。
要は『①「豊臣と縁が深い佐野氏」が④「江戸に急行出来る近地にいる」ことを危惧した徳川幕府が、②③「連座を理由」に取り潰した』ということなのでしょうか…?
ただ佐野氏は1636年・三代将軍家光の時代に赦免され信吉の2人の子供は旗本に取り立てられ再興を果たしています。
時は流れて…
佐野氏を改易した江戸幕府が終わり、明治16年(1883年)藤原秀郷を始まりとする佐野氏ゆかりの地であった唐沢山城の本丸跡地に、秀郷の後裔や佐野氏の旧臣らが中心となって唐沢山神社を創建したそうです。
このような流れで唐沢山神社が出来ているんですね…沢山いるネコちゃんは知っているんでしょうか…?
~唐沢山城について~
⇒「関東一の山城」と称されています。
と言うのも戦国時代、佐野氏第15代当主・佐野昌綱により上杉謙信の攻撃を何度も撃退(唐沢山城の戦い)しているんですね(゚д゚)!
関東七名城の一つとしても知られています。
2017年には続日本100名城に選定されています。
…というわけでここから唐沢山神社のご紹介です(=゚ω゚)ノ
道路から鳥居がみえました。
山の麓から急勾配、急カーブの山道を蛇行しながら登っていきます🚘
がんばれ、カエル号🐸!!(愛車です)。
駐車場に着くと、猫がたくさんいました(=゚ω゚=)
唐沢山神社には駐車場~山頂まで至る所にネコがいてホッコリ癒されますよ。
こちらから神社に行けるみたいです。
途中天狗👺岩があるというので、寄り道大好きな私たちは横路に逸れて階段を上がりました。
こちらが天狗岩だそうです。
とても景色がいいです🍃
富士山や東京スカイツリーなども観れるみたいですね!
「天狗岩展望案内」があってどの方向に何が見えるか示していてくれます。
いもみ「(私たちの)お家見えるかな!?」
Aちゃん「(いもみが)ドアホが見える」
再び神社に向かう道に戻り、鳥居を抜けます。
すると大炊の井という井戸がありました。
当然ここでも寄り道します。仕方ない、寄り道大好きなんだから(∩´∀`)∩
「築城から水が枯れた事がない」ですって!
唐沢山城は927年に出来たということなので、こんな高い所にもう1000年以上水が湧き出ているんですねΣ(・ω・ノ)ノ!
散々寄り道しといてなんですが、ここからどんどん先に進みます🚶♀️
この石段を上がれば神社まであともう少し!
唐澤山神社が見えてきました!
紅葉の中に神社があって美しかったです🍁
また、鳥居の間から佐野市が覗けます。
こちらも素晴らしい光景でした。
ちなみに唐沢山の標高は247メートルだそうですよ。
拝殿で参拝後、靴を脱ぎ中に入って本殿まで行きました。
拝殿から本殿までの間に小部屋があり、そこには太鼓や薙刀などが飾られていました。
↓本殿はこちら↓
いもみ「この一枚に名前をつけるなら…『外からの拝殿と本殿と紅葉🍁』」
Aちゃん「まんまだね…」(=゚ω゚)センスナイ
参拝後は御朱印を頂きに社務所へ。
社務所は石段を上がる手前の右横にあります。
御朱印展が開かれていました。
四季折々の御朱印があって、集めたくなるようなものばかりでした。
以上で唐沢山神社のご紹介はおしまいです。
山頂にある神社、そこから眺める素晴らしい景色、色とりどりの紅葉…いずれも素晴らしかったのですが、個人的に一番印象に残ったのは…