こんばんは、いもみ🍠です。
今夜からいよいよ『古事記』を訳していこうと思います。
...と思ったのですが…。
こんばんは、いもみの相棒のアキです。
主に翻訳と解説を担当しています。
今夜は『古事記』を訳していくにあたって出てきた問題点に「こういう風に伝えて行きたい」という説明をしています。
『古事記』を訳すにあたって
本日は、『古事記』【序文】のご紹介をしようと思うのですが…。
と言っても、始まりの「臣安萬侶言(わたくし安万侶が申しあげます)」から、署名の「和銅五年正月廿八日。正五位上勳五等 太朝臣安萬侶謹上(712年正月28日 正五位の上勳五等 太の朝臣安万侶)」まで、序文なのに既に長文です💦
また原文をそのまま直訳すると、意味がわからない箇所が多く出てきてしまいます。
例えば、【原文】で...
参神作造化之首。
これを直訳すると…
3柱の神が、全てを作り出す最初の神となり...
となります。
しかし、これでは①参神=3柱の神って「どの神様のこと?」
②さらに「3柱の【柱】って?」となる場合もあります。
ちなみに、ここで言う「参神=3柱の神」とは、造化の神である「天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)・高御産巣日神(たかみむすひのかみ)・神皇産霊神(かみむすひのかみ)」を指すのですが、上の例の様に直訳では分かりません。
オマケに神様の名前が長いし、平仮名だし読みづらい...。
また「柱」は神様を数える単位。
「3柱」は「3人の神様」という意味になりますが、これも読み慣れていない人には分かりづらい...。
つまり、
①文が長いので、小分けにする必要がある
②原文をそのまま直訳すると、意味がわからない
③神様の名前が長くて、平仮名で読みづらい
④分からない言葉が多いので、説明が必要だと思う
…と訳していくにあたって、問題点が多く出てきました。
そこで、こんな感じにしてみようと思います。
上記の文をそのまま使いますと…
・また「柱」は神様を数える単位。「3柱」は「3人」という意味になります。
…という感じにしてみました。
途中、変更するかもしれませんが、とりあえずこの形で進めて行こうと思っています。
このように、【原文】【訳】【解説】とで分けてみました。
直訳で分かりずらいものは、【訳】か【解説】で意訳するか、注釈をつけることで分かりやすくしたいと思います。
『古事記』本文もとても長い為、タイトルを付けて分けてみようと思います。
神様の名前も【~の神】【~の命(みこと)】は原則、全て省くことで短くします。
また平仮名は読みずらかったので、カタカナに統一しました。
以上で『古事記』序文…の前にのご紹介はおしまいです。
明日より本文をスタートします💦
明日の予告『古事記』序文①~造化三神・すべてを作り出す最初の神~です<(_ _)>
ここまで読んで頂きありがとうございました_(..)_
※本日のおまけは一番下にあります。
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~本日のオマケ~