いもみの日記

御朱印集めが趣味のOL(お芋好き女子)です。いろんな神社やグルメを紹介します!

『古事記』を訳してみました。

こんばんは、いもみです。
突然ですが、本日から『古事記』をご紹介してみたいと思います。

『古事記』を読んで書いてみる

私は神社や寺院を巡って、その歴史を調べたり、文化財を鑑賞したり、御朱印を集めることが趣味です。

昨年秋から始めた「はてなブログ」には目的が幾つかあるのですが、主として①【旅と思い出の記録として】②【もしかして誰かが参拝する時に少し役立つかも】という想いで、写真や文章に残しています。

この中で特に難しくて、毎回困ってしまうのが【神社の御祭神さまを書く時】です。

理由は①【漢字が難しい(読み方も難しい)】②【登場する神様が多すぎる】③【神様のエピソードも多すぎる】etcです...。

その度に「え~と…どんな神様だっけ…?」となります。

そこで目を付けたのが、日本の歴史を神話として語り継ぐ『古事記』です。

神様、メチャクチャ登場してきます!

「ここにすべて載ってるじゃん!」と言う訳です。

私も一応『古事記』には目を通していますが、神社のブログを書いている以上、より勉強したい!改めて「もう一度読み直してみよう!」と思った次第です。

当ブログの調べ物をしてくれる相棒のアキちゃんからは

読むだけではなくて、書くと整理されて覚えもいいし、後で見返せるよ?

と言われたので、2回読んでから書いてみることにしました。

既に翻訳されたものもありますが、人物や神様に対する説明があまりなくて、これまたメンドイので、私なりに調べた内容も書いてみました。

さて、「よ~し、読み終わったから書こっかな~」となったのですが...。

あ…書いたのそのままブログにあげちゃうのはどうかしら...?

と思いついてしまいました。

いもみの日記』を読んでくれている方には、「この御祭神って…?」と思った時にもこちらの記事が検索代わりになれば、いいな~と思います。

また、書くにあたり色々な書籍を参考にさせて頂いたのですが…。

相棒のアキちゃんが

私の訳に間違いは無い!
(おそらく私の訳に大体間違いは無い様な…気がしてるの...多分ね)

…と自信満々(?)に答えてくれたので、基本的にアキちゃんにも訳と解釈もしてもらいます。

古事記』に書かれている内容については、色々な解釈があるのは理解しているつもりです。

例えば「この人物は実在したのか?」「この話は本当にあったのか?」など枚挙にいとまがないと思います。

何故なら、誰も見ていない昔の事だから誰も明確には分からない、事実か否かの証明が出来ないからです。

でもだからこそ、逆に自由に解釈できる部分もあるのかな?とポジティブに捉えています。

長くなりましたが、こんな理由・背景で『古事記』を書いてみようと思います!

『古事記』は面白い!

内容を書く前に、『古事記』について少し整理しておこうと思います。

私が『古事記』全文を読んだのは、学校卒業後です。

やたら色んなことに詳しく、知識でマウント取ってくる相棒のアキちゃんでさえ、本格的に読んだのは大学に入ってかららしいので「授業では習うけど、中身は何が書かれているか分からない!」って方は意外に多いんじゃないかな?と思っています。

古事記』は一般に【日本最古の歴史書】と言われており、一度は目を通しといて損は無いと思いますし、なにより読み物として『古事記』はとても面白いです!

所々意味不明だったり、矛盾してたり「これ、本当に歴史書?」と感じる場面も多々あります。

登場する神々も、【一回登場したのに大したエピソードも無くそれっきり】だったり「この神、ちょっと酷いな」「完全に危ない神だ...」とか【常軌を逸した言動をする神々】だったりします。

神話も怪しげだし、普通に考えればヤマタノオロチはいなかったでしょうし、ほぼフィクションであるのは間違いないと思います。

このように古事記を【歴史書として】捉えてしまうと、大分おかしくなってしまうのですが、一方で古事記を【古代の物語として】読んでいくと、ストーリー性に富んだ面白い読み物になると思います。

「何でこうなのか?」という疑問に対し、神話でもって答えていくところは「う~ん...なるほど...」と思わせられますし、現在の価値観と古代日本の価値観は異なるのだから、一見現在の常識に照らし合わせれば【常軌を逸した言動】でも「当時の常識だとそういうもんかな~…」と納得しています。


もともと『古事記』は、【日本が神々によって創られた国であり、その統治を天皇一族に委ねた】というお話であり、【神話・伝承を用いて天皇が神々の子孫と示す事で、天皇の正当性と権威を高めること】を目的とした、当時の大和朝廷による国家的プロジェクトであったようです。

こういう成立の背景を思いながら、神話を読むと「よくこんなストーリー思いついたなぁ…」とか「うまく話が繋がったなぁ…」など感心させられると同時に、楽しさ・面白さを感じてきます。

なので、私は『古事記』を【古代の物語として】捉えて、書いていくつもりです。

どうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>

※とても長くなってしまうため、記事を分けています。
カテゴリーで『古事記』を追加してみましたので、続きはそちらからも見れるようにしようと思います<(_ _)>

~次回の予告~
次回は、古事記がどういうものか私なりに簡単に説明してみましたので、それをご紹介したいと思います。
そのあと、本文に入っていく予定です。

次回の仮タイトル【古事記について】


ここまで読んで頂きありがとうございました_(..)_
本日のおまけは一番下にあります。

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本日のオマケ
アキちゃん

なんで私が訳すのよ?

他の和訳も読んだんだけど、所々言い回しが難しくて...。
わからない言葉も出てくるし...。
(「めんどくさいからアキちゃんに丸投げしたい」なんて言えないしな~)

アキちゃん

えっと…ん、うぅん...その…ギャラは…あるのかしら?

「財布の中800円くらいしかないんだけど…」「ボランティアでよろしこ!」なんて言えないしな~。
(もちろんお礼はするわ。ケーキバイキングとかどう?)

アキちゃん

「心の声」と「建前」が逆になってるわよ…。