こんばんは、いもみ🍠です。
本日はにあります『庄和延命院』のご紹介です。
延命院は真言宗豊山派の寺院で、山号は『柳光山 (りゅうこうざん)』です。
先日ご紹介した『立野天満宮』の隣に位置しています…というのも、以前は立野天満宮の別当も兼ねていたそうですよ。
↓立野天満宮の記事はこちら↓
imomiquest.com
↓場所はコチラです↓
寺院の位置は国道新4号線を曲がった320号線の通りなのですが、通りに面した大きな駐車場はこの日は空いていませんでした。
ですので、320号線から一本入った通りから入りました。
看板もあるので、曲がる場所はすぐに分かりましたよ。
境内の駐車場は7~8台が駐車可能でしょうか。
お手洗いはあると思うのですが、確認するのを忘れてしまいました…(゚∀゚)シマッタ!
~開山~
⇒慶安年間(1648~51年)に僧・祐教によって開山されました。
享保11年(1726年)に僧・祐圓が旧地から移転し現在地に伽藍を建立したそうです。
~宗派~
⇒真言宗豊山派
~ご本尊~
⇒阿弥陀如来
ご本尊の阿弥陀如来は鎌倉時代の作で、恵心僧都、あるいは慈覚大師の作といわれているが定かではないとのことです。
~開基と開山について~
開基とか開山とか...どういう意味?何が違うの?
…。貴様…。以前教えたじゃろが…!
↓※過去記事はコチラです💦↓imomiquest.com
もう一回教えて?
仏教用語で『寺院を創始すること』よ。
開基と開山の二つの意味は似てるけど一般的にはこんな違いがあるよ。
・開基→仏寺創建の際、財政的支持を行う世俗の人。
・開山→仏寺や一宗派を創立すること。
他にも寺院を開いた僧侶(=初代住持職)を指すこともあるの。
なるほど~記憶が蘇ってきたような...。
それで、山号ってなに?
…。それも前に説明したんじゃが…。
えっと…山本山のお話だっけ...?💦
※過去記事にこの時のおバカなやり取りがあります…!
それは永谷園よ…。
山号は寺院に付ける称号よ。
寺院が所在する山の名称を付けている場合が多いわ。
同じ説明になるけど、山号は元々は中国仏教において始まったのよ。
中国各地に同じ名前の寺院が建立されると『同じ名前の寺院じゃ区別が難しい!』って言う事で、その寺院が所在する地域の名称を寺院名にくっ付けて区別出来るようにしたって訳。
修行の場として閑静な山間に寺院を建てる場合も多かったから、山号を寺院に付与したのよ。
あぁ!思い出した!!
それで私が「ところで山本山は山号なの?」って質問したんだよねッ!
…。どーでもいい事だけ覚えておるのぅ...。
↓↓忙しい朝に最適!いつもお世話になっています<(_ _)>💦アキちゃんが恐くなってきたので、境内のご案内です( ゚∀゚)つ💦
山門です。
ドッシリと構えていてカッコイイです(´ω`*)
入ってすぐ左手には弁財天が。
境内はこの様に芝生が敷かれています。
特に広いわけではないと思うのですが、広く感じます。
綺麗な境内に吹く、田んぼの風が気持ちよいからでしょうか…?
立派な鐘楼がありました。
大師堂がありました。
ここ等辺は相棒のアキちゃんに説明してもらおうと思います(・∀・)ヨロシコ
大師堂とは大師号を贈られた僧を礼拝の対象として祀るものです
真言宗のお寺の大師堂は、勿論真言宗の開祖の弘法大師空海上人を祀っています。
大師堂の説明文がありました。以下は内容です。
『真言宗祖 弘法大師空海上人の御遺徳を敬仰して報恩謝徳の為、首都圏にある弘法大師縁の寺院から八十八寺が結集して霊場会を結成した。
広く大師の教風を伝道し、信者の安心立命・家内安穏の為発願いし、平成7年11月吉日に関東八十八寺霊場会発会の法要と式典が関係者500名を結集し川崎大師平間寺において挙行された...(以下略)』
なるほど、関東八十八寺霊場会が出来た経緯はこの様な流れだったんですね('ω')ノ
お遍路さんで有名な四国八十八ヵ所は、必ずご本堂と大師堂があって、お遍路では本堂と共に大師堂にも参拝するのがならわしとなっています。
八十八ヵ所は空海上人が42歳の厄年の時に、四国霊場を開創したという説があるんですよ。
四国霊場の場合は…
「発心の道場」→阿波国(徳島県)
「修行の道場」→土佐国(高知県)
「菩提の道場」→伊予国(愛媛県)
「涅槃の道場」→讃岐国(香川県)
…という感じになっています。
関東八十八寺霊場は、私も知らなかったので調べてみました。
「発心の道場」→群馬県(第1番霊場~第15番霊場)
「修行の道場」→栃木・茨城・千葉(第16番霊場~第57番霊場)
「菩提の道場」→東京・神奈川(第58番霊場~第72番霊場)
「涅槃の道場」→埼玉県(第73番霊場~第88番霊場)
…という感じのようです。
お遍路で参詣することを「打つ」と言います。
順番通りまわる「順打ち」、逆にまわる「逆打ち」となります。
遍路は順番通りでなければならないということはありません。どの寺から始めてもいいのです。
ちなみに順番を気にせず回ることを「乱れ打ち」と言います。
大変ですが、回ってみたいですね!
以上、アキでした<(_ _)>
ご本堂がこちら。
庄和延命院は、過去三回の火災(1739年、1820年、1917年)で伽藍が全焼し記録類も全て焼失しているそうで、写真の本堂は昭和6年に再建されたものなんだそうです。
山号です。
ご本堂隣に、ご本尊の阿弥陀如来像の説明看板がありました。
1400~1500年ころの制作と考えられているとのことです。
参拝後に、御朱印を頂きに行きましたが…。
なんとご不在で頂けませんでした!!(゚∀゚)ガビーン‼
以上で『庄和延命院』のご紹介はおしまいです。
延命院という縁起の良い寺院名は他にも沢山あり、山号の『柳光山 延命院』さんよりも現在の地名の『庄和延命院』の方が分かりやすいのではないか、と思って
いもみの日記では『庄和延命院』でご紹介しています!
逆にわかりずらかったらごめんなさい<(_ _)>
ここまで読んで頂きありがとうございました_(..)_
※本日のおまけは一番下にあります。
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~本日のオマケ~
本日のおやつ。
シャトレーゼの『北海道バターと自家炊き餡のパンケーキ』
断面~
餡子の粒が大きいです。
ふわふわのパンケーキに包まれた自家製餡子と程よい塩味を感じるバターが相まって、とても美味しかったです。
どら焼きじゃなく、パンケーキにしたところが若者受けにヒットしそうです。
ごちそうさまでした。