いもみの日記

御朱印集めが趣味のOL(お芋好き女子)です。いろんな神社やグルメを紹介します!

日本で唯一の夢叶え神社⁉大杉神社に行ってきました。

こんばんは、いもみ🍠です。


本日は茨城県稲敷市にある『大杉神社』のご紹介をしたいと思います。
別名『あんばさま』の愛称で親しまれ、日本で唯一夢叶え神社として有名な神社です。

東北から関東に分布する大杉神社の総本社であり、絢爛豪華な社殿から「茨城の日光東照宮」とも言われています✨
「常陸国風土記」(713年編纂・721年成立した茨城県の地誌)ではこの地域一帯が島状の台地であり、島の様に見えることから「安婆嶋」という地名で呼ばれていたようで、『あんばさま』の呼称はここからのようです。
ご神木である巨大な杉は大杉神社の社名の由来となっており、またこの大きな杉の木は「あんばさま」と呼ばれ親しまれています。

ちなみに昨日の私の夢は「大福を食べている夢」でした。←どーでもいい(゚∀゚)
見所満載の大杉神社でしたので、何回かに分けてご紹介をしたいと思います。


↓場所はこちらです↓


駐車場は第一鳥居を曲がった先にありました。
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無料駐車場があって約200台は収容可能です。
ただし大杉神社の初詣は大変混雑するそうで、神社から歩いて600mほどの臨時駐車場が設けられるみたいです。
私たちが参拝したのは日曜日でしたが、沢山の人が参拝に訪れていましたよ!
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バスの時刻表がありました!
毎週土日に神崎駅から運航中とサイトには記載されていましたが、現在はコロナの影響により運休していました。
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自販機、お手洗いは境内にあります。
お手洗いを利用させて頂いたのですが…( ゚Д゚)ハヒャー←こんな感じでした。
こちらは後ほどご紹介をしたいと思います。


🌲大杉神社の由来🌲

『あんばさま』は、古来より房総半島中心部から茨城県東南部一帯を支配していたウナカミ国の守護神でもありました。神霊が巨杉に宿ることから『大杉大明神』とも呼ばれています。

古墳時代に入り、各地の豪族がウナカミ国に侵入してくると、ウナカミ国の国王は自ら国を譲ることで民の命を守ります。ウナカミ国と共にあんばさまは歴史の表舞台から姿を消しますが、それ以降もずっと人々の間で信仰されていきます。
大杉神社の始まりは、一人の旅の僧にあります。神護景雲元年(767年)奈良県の霊山三輪山から日光を目指す僧・勝道上人がこの地を通りかかったとき、人々の間では疫病が流行り苦しんでいました。そこで勝道上人は、人々が縄文より信仰を続けてきたあんばさまを祀る巨杉に祈念。
すると三輪山の神々、「倭大物主櫛甕玉大神」「大己貴大神」「小彦名大神」も飛来し、人々は病苦から解放されたといいます。
そして、あんばさまと共に三輪山の三神も迎えたこの年を鎮座年とし、『あんばさま総本宮大杉神社』としての歴史も始まるのです。


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↑の毎年配られている大杉神社の冊子から引用しました<(_ _)>

~創建~

767年(神護景雲元年)奈良時代です!
1250年の歴史持つ『あんばさま』なのです!

~御祭神~

倭大物主櫛甕玉大神
(やまとのおおものぬしくしみかたまのおおかみ)
←長い!
大己貴大神(おおなむちのおおかみ)
小彦名大神(すくなひこなのおおかみ)
 

~ご利益~

縁結び、厄除け、金運、家内安全、進学・就職、子宝・安産など
中でも悪縁切り神社として大変有名です(°Д°)ワー


では境内のご紹介です(=゚ω゚)ノ
今回はとても広い神社なので、境内図をたよりに周ろうと思います。

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↑こちらの境内図も冊子から引用させていただきました。

第一鳥居です。
左右には天狗様がいました。
左が「ねがい天狗」右が「かない天狗」だそうですよ。


ねがい天狗👺・かない天狗👺について

今から800年ほど前、大杉神社では源義経と行動を共にしたこともある常陸坊海存(海尊)が社僧を務めていました。

海存の容貌は特徴的で巨体に紫髭、碧眼、鼻高でありました。海存は不思議な力を持っており、大杉大明神の御神徳によって、病を治し、多くの人々を救い、数々の奇跡を示しました 。 そのことにより「海存は大杉大明神の眷属で、天狗である」との信仰へと発展いたしました。
当初は海存の風貌から烏天狗を御属としておりましたが、後に陰陽一対として鼻高天狗、烏天狗の両天狗を御眷属とすることとなりました。
現在ではいかなる願いも叶えて下さったと伝えられる海存の奇跡に由来して、大杉神社を日本で唯一の「夢むすび大明神」と称し、鼻高天狗は「ねがい天狗」、烏天狗は「かない天狗」と呼ばれるようになりました。
→大杉神社ホームページから引用


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鳥居をくぐると、右手に大杉神社御用菓子商の結夢庵(ゆめあん)さんがあります。
参拝後、小腹が減った私たちはこちらでお菓子を購入しました。
こちらも後ほどご紹介しますので、お楽しみに✨
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石階段を上がると第二鳥居があります。
鳥居全体に模様が描かれているのは初めて見ました!
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第二鳥居から数歩進みますと、神門がありました。
色鮮やかな神門。気分が高まります(゚∀゚)ワクワク
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神門の両サイドには狛犬がいました。
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神門の側には様々な種類のおみくじもありました。
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神門をくぐって左手には楼門がありました。
コチラの楼門は「麒麟門」と呼ぶそうです。
幾多の火災によって焼失した社殿ですが、平成22年3月27日、およそ280年ぶりに二階建ての楼門「麒麟門」を再建したそうです。
二階部分には大杉大明神の尊像が安置されていて、子孫繁栄、家内隆昌を願っています。
当時の社殿群も絢爛豪華だったそうで、楼門に関しては日光東照宮の日光の陽明門を彷彿させる威容を誇っていたとか!
いや~本当に色鮮やかで、写真映えますね✨✨
「茨城の日光東照宮」とも呼ばれるのも納得です。
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麒麟門に施してある彫刻の一部です。
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彫刻は中国故事を題材としたものなんですね。
今までの神社が日本神話を題材にした彫刻のものが多かったので、新鮮に思いました✨
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楼門の背後には、拝殿がありました。
本殿、幣殿、拝殿をつなぐ複合社殿で、県内最大規模だそうです。
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ズームアップ🔍
大杉殿と書かれた扁額が目立ちますね!
拝殿前には徳川家奉納の大きな唐銅灯篭がありました。
参拝します。
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拝殿前に説明版がありました。
そこには南海坊天海について書かれていました。

天海大僧正と大杉神社🌲


慈眼大師あるいは南公坊とも呼ばれ、徳川家康、秀忠、家光の三代の将軍の参謀を務め、風水師としても知られた天海大僧正に奇跡の端雨(あまはじ)をもたらしたのが大杉大神さま。

関東一円を襲った大干ばつの年に、当時随風と名乗っていた天海が霞ヶ浦に小舟を浮かべ、東方にあった龍神(大杉神社)を勧誘して見事に見事に雨を降らすという奇跡を起こした。以降随風は江戸で将軍の参謀を務め家康は特に彼を重用し臨終の際にも彼を立ち合せた。
また家光は随風のために天皇から勅許を得て東叡山寛永寺(上野寛永寺)を建立。神恩を賜った大杉神社のある安穏寺の住職となり以降明治を迎えるまで大杉神社の別当であった安穏寺は東叡山寛永寺、日光山輪王寺の住職である輪王寺宮が住職を兼帯する特別な存在となった。
風水師であった天海大僧正は大杉神社を江戸の鬼門守護社と定めたため関東各地から参詣の人々が絶えることがなかった。
天海、輪王寺との関係から東叡山寛永寺に在った家光の廊である大猶院が日光山へ移される際に廊前にあった徳川本家奉納の唐銅灯篭二基が大杉神社に移されており、蓮弁に彫り込まれた「大杉大明神宝前」の刻印の下から、消し潰された「大猶院宝前」も文字を確認することができる。
ちなみに天海大僧正は明智光秀とともに本能寺の変より先に稲敷市江戸崎不動院に身を隠した織田信長であったと伝えられている。
天海大僧正は寛政二十年(1643)に入寂。一般にはこのとき数え年百八歳であったといわれる。
信長は天文三年(1534)に生を受けているので、仮に信長が天海であったとすると満百九歳、数え百十歳であったことになり、他の明智光秀説などと比べると信憑性が高い。


江戸崎不動尊院には先日行ってきたので、こちらも合わせてご覧ください(*- -)(*_ _)ペコリ
imomiquest.com


こちらは神楽殿です。

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巫女さんが舞っている姿、見てみたいな~(^ω^)
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参拝後は御朱印を頂きに神門すぐの授与所へ。
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頂いた御朱印がこちらです。
書き置きのみの対応でした。
大杉の両脇には「ねがい天狗」と「かない天狗」が描かれた御朱印でした。
初穂料は500円でした。
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本日はここでおしまいです。
大杉神社は大変絢爛豪華な神社で驚きました。
しかも地面には、葉っぱ一枚も落ちていない位履き清められていて清々しい気持ちになりました。
次回は大杉神社の境内社やご神木の紹介、衝撃のお手洗いなどご紹介できればいいなと思っています。


ここまで読んで頂きありがとうございました_(..)_
本日のおまけは一番下にあります。

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本日のオマケ
問題です!
さてこれは一体何に使うでしょう(・・?
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①文鎮 ②駒 ③小型水蒸気 ④ツボ押し

答えは...次回まで引っ張ります(゚∀゚)ゴメンネ